07/05/10 16:08:10 0
・現場付近に居合わせた入園者らが「涙が止まらない」「事故の夢を見て眠れない」
などの症状を訴えていることが9日、分かった。ジェットコースターの事故としては初の
死者を出した惨事に、負傷者以外にも多くの人が精神的ショックを受けたとみられ、
専門家は「PTSDに進行する危険性もあり、対処が急がれる」と警鐘を鳴らしている。
病院関係者などによると、目撃者のうち大阪府内の15~22歳の女性11人と男性1人
(31)の計12人は、気分が悪くなって病院に搬送された。大声をあげたり涙を流したり、
自力で歩けず車いすやストレッチャーで運び込まれた人もいた。
ある女性は表情がこわばった状態でしゃべることができず、事故の様子を思いだしては
涙ぐんだという。別の女性は興奮による過呼吸状態だった。
病院に搬送された人以外にも、体調不良を訴える人たちは少なくない。
兵庫県内の女子中学生ら7人は、ジェットコースターの順番待ち中に事故を目撃。
事故がなければ次に乗る予定だったという。それだけに精神的ショックは大きく、「事故の
夢を見て何度も起きてしまい眠れない」「事故を思いだすと涙が止まらない」などと、
学校のスクールカウンセラーなどに相談に訪れている。
一方、大阪府こころの健康総合センターでは7日から電話相談を始めたが、9日までに
8件の相談があった。成人や子供などさまざまで、「夜眠れない」「乗り物が怖い」などと
訴えている。
懸念されるPTSDについて、兵庫県明石市の歩道橋事故でカウンセリングをした臨床
心理士、高橋哲さんは、「凄惨な事故を目撃すると、記憶が恐怖とともに呼び起こされる。
相談に訪れる人たちは氷山の一角で、多くが苦しんでいる」と話す。
兵庫教育大の冨永良喜教授(臨床心理学)は、「身近な人が相手(目撃者ら)の気持ちに
共感する雰囲気をつくることが大切。1カ月たってもよくならないなら、専門家に相談して
ほしい」と呼びかける。 (一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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