07/05/10 14:10:21 0
・1960年代から70年代にかけて、学生運動といって、大学生が革命を起こそうとしたり、それに反対
したりして、デモやけんかをしまくっていました。
今の日本にはそんな若者はいません。と思っている人が多いと思います。ところが、いるんです。
「2ちゃんねる」です。誰でも自由に書きこむことができ、それぞれのテーマについて白熱した議論が
繰り広げられています。
多分、学生運動と「2ちゃんねる」が若者に流行したところの根底には同じものが流れている気がします。
自分の考えを、みんなにわかってもらいたい、というか押し付けたい。そのために理論的に自分の考えを
述べるというやつです。でも、ほとんどの場合、人間の考えというのは自分のエゴからきているわけです
から、どんなに討論したって、相いれるわけがないんです。そこでどんどん討論が白熱していきます。
そして、いつの間にか討論がけんかに変化します。関係ない第三者は、他人のけんかを見るのは楽しい
から、横からどんどん煽ります。
またそういうところには、「シュール」な連中が必ず現れます。1969年の早大の卒業式に乱入した
「黒ヘル」部隊は、会場に入ってくるや爆竹と発炎筒を会場中に投げて、生卵を投げまくったうえに
ニワトリを何羽も会場に放ったらしいです。
「2ちゃんねる」にもかなりの数の、わけのわからない、意味不明の書き込みがされています。
私がいちばん笑ったのは、他人の書き込みにいちいち「お前、本当は女だろ?おれとつきあってくれ」と
書き込んでいたものです。
しかしこういうものは、結局、最終的にはたくさんの「破綻者」を出して下火になっていきます。
「2ちゃんねる」人気はまだしばらく続きそうですが、学生運動が「日本赤軍」みたいなテロリストを
生み出したみたいに、「2ちゃんねる」も、「西鉄バスジャック事件」の犯人や、「猫殺し生中継」「フェレッ
ト虐殺」などの犯人を「輩出」しています。
そういうところへ打って出る時は、自由である代わりに、気がつかないうちに責任が発生して
いるので、気をつけたほうがいいです。(抜粋)
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