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靖国神社の春季例大祭に“真榊(まさかき)”料五万円を私費で奉納していたことが明るみに
出た安倍首相。記者団に「出した、出さないは申し上げない」と答え、だんまり戦術で通すこと
にしたらしい。
▼ジャーナリストの大谷昭宏氏が、朝のテレビで「中国、韓国が不愉快だからやめろというのかと、
小泉前首相なら青筋立てて反論するところだ」と比べたが、是非はともあれ、モノ言った前首相が
懐かしい。内閣総理大臣の名で行った行為に対し、国民への説明責任を果たさないで済ますとは。
▼だんまり戦術といえば「なんとか還元水」の松岡農相だが、今度は、林道官製談合の業者団体
から、多額の政治献金を受けていることもわかった。野党は首相の奉納問題に猛反発するが、
政治家が国会やメディアに説明しないこの肩すかし作戦に、世論が慣れたか、反応の鈍いことが
怖い。
▼首相の真榊奉納が明るみに出た同じ日、日本遺族会は都内で靖国神社のA級戦犯分祀(ぶんし)
を話し合う勉強会を開いた。昭和天皇のA級合祀への不快感が、側近のメモや日記で相次いで
わかり、遺族会も動揺している。
▼こんな時こそ政治の出番だと思うが、安倍首相は先月末、小泉内閣が、いったんは検討した無宗教
の国立戦没者追悼施設について、在任中は建設しない方針を固め、調査費の予算計上も見送っている。
▼小泉前首相の靖国参拝強行で冷え切っていた対中、対韓関係をせっかく好転させたのに、あえて
水を差す愚かさは、米議会の従軍慰安婦決議の時といい、国際問題を国内基準ではかる外交オンチの
なせるわざか。
■ソース(東京新聞)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)