【社会】生後21・23か月のBSE牛、実験で感染性確認できず 厚生労働省研究班at NEWSPLUS
【社会】生後21・23か月のBSE牛、実験で感染性確認できず 厚生労働省研究班 - 暇つぶし2ch1:春デブリφ ★
07/05/09 12:18:19 0
 国内で2003年にBSE(牛海綿状脳症)と判定された生後21か月と23か月の牛の脳を使い、
マウスに感染させる実験を行ったところ、感染性を確認できなかったことが、厚生労働省研究班
(主任研究者=佐多徹太郎・国立感染症研究所感染病理部長)の研究でわかった。
 これまでに国内でBSE感染が確認された最も若い牛が生後21か月だったことから、米国産牛肉
の輸入についても生後20か月以下に制限しており、研究内容はこの措置の緩和を求める米国との交渉
に影響を与える可能性がある。
 研究班の実験は、2003年10月に茨城県で見つかった生後23か月のBSE感染牛と、同年11月
に広島県で見つかった生後21か月の感染牛の脳から抽出した液を、BSEに感染しやすいようにした
マウスの脳に注射するというもの。

 研究班の経過報告によると、脳の液を注射された計11匹のマウスは505~927日生存し、BSE
感染は確認できなかった。さらに、そのマウスの脳の液を別のマウスの脳に注射し、実験を継続しているが、
現段階では感染は確認されていないという。
 厚生労働省では、この実験結果について、食品安全委員会に評価を求める方針。ただ、米国からの輸入
制限の緩和については、「米国での飼料規制やBSE牛の発生状況などについて評価し直した上で、見直
しが必要かどうか判断するもので、この実験結果がすぐに緩和につながるものではない」(厚労省食品
安全部)としている。

 家畜の安全基準を定める国際獣疫事務局(OIE、本部・パリ)は今月下旬、米国について牛の月齢
と関係なく輸出できる国と認定する見通しで、米国側からの輸入条件緩和の要求がさらに強まるとみら
れている。

■ソース(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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