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安倍晋三首相が靖国神社の春季例大祭(4月21~23日)に「内閣総理大臣」名で「真(榊まさかき)」を
供えていたことが明らかになり、「靖国問題」が再浮上した。春の参拝を見送る一方で奉納を選んだ背景には、
自身の年内訪中や来年の中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席の来日と、「足場」である参拝支持派への配慮と
の兼ね合いがあるとみられる。首相は奉納の事実確認さえ拒み、靖国問題をめぐる「あいまい路線」を貫くが、
その是非が内外で問われる事態は避けられそうにない。
(中略)
夏に参院選を控えることから、首相周辺には「靖国に関し、支持基盤としてきた保守層に何らかの姿勢を示す
必要がある」との指摘があった。今回の奉納は、参院選向けの姿勢の表明という意味合いから具体化したようだ。
自民党の中川秀直幹事長は「(中韓外交に)特段の影響があるとは考えていない」と強調。公明党の北側一雄
幹事長も「参拝されたわけではない。冷静に見てほしい」と訴え、与党は沈静化に躍起になった。
しかし、参拝支持派から「参拝に向けた一歩」などという高い評価の声が上がる一方、野党は「姑息だ。私人と
言いながら首相名では矛盾し、分かりにくい」(民主党の鳩山由紀夫幹事長)などと一斉に批判しており、「靖国
論争」の再燃は必至だ。また、今のところ批判を抑える中韓両国の今後の出方も読み切れない中、首相の行為は一種
のカケでもあった。
(後略)
■ソース(毎日新聞)【西田進一郎】(5月8日 23時06分)(略部分はソースで)
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)