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呼び名でわかる:東京新方言 各地の言葉が逆流
◇「うざい」=東京・多摩不快感表す/「たるい」=北関東疲れた・だるい/
「むかつく」=関西吐き気がする
うざい、たるい、違かった--最近「若者の言葉の乱れがひどい」と、お嘆きの皆さん。
冒頭に挙げたこれらの言葉、すべて方言って、ご存じでしたか。各地の方言が東京に逆流し、
若い世代を中心に使われるようになった「東京新方言」と呼ばれるものです。
今回の「呼び名で分かる」は、この「東京新方言」を紹介します。
●「じゃん」は中部
これまでMSN毎日インタラクティブを通じて行った調査で「あなたが当然、標準語だと
思って使っていた言葉は」との質問に、複数の横浜市の読者が「じゃん」と回答した。「そうじゃん」
「いいじゃん」などと言葉の最後に使う。全国的におなじみで、横浜地方の方言だという認識は根強い。
さて、実際は--今回は「日本語は年速一キロで動く」などの著書があり、若者言葉と新方言に
詳しい明海大学教授(社会言語学)の井上史雄さんに解説をお願いした。
井上さんによると「『じゃん』は新方言で、元々は中部地方の言葉。山梨、静岡あたりから戦前、
横浜に入って一部の人が使うようになり、戦後に広まった」。東京では60年代後半以降、
使われるようになったそうだ。
(以下>>2以降につずく)
MSN毎日インタラクティブ【銅山智子】毎日新聞 2007年5月8日 東京朝刊
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
※参考地図※ 東京新方言・ここが出身地
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