07/05/07 23:59:44 phMGVM/L0
5月5日
帰省
元村です。
2日は大学で講義。連休のはざまにもかかわらず、200人近い学生が参加してくれた。
いつものように冒頭、「毎日新聞を読んでいる人?」と聞いたら、数人が挙手した。
「他の新聞でもいいから、新聞を購読している人?」と聞いたら、20人ぐらいに増えた。
「残りの人はどうしてる?ニュースなんか興味ないですか?」と聞いたら、インターネットでニュースをチェックしている人が半数以上だった。
若い人たちが新聞を取らなくなっている。
これは新聞業界が招いたことでもあるのだけれど、ネットとの共存(か棲み分けか)を本気で考えないといけないなあと、危機感を感じる。
ちなみに、「ジャーナリストという職業に興味がある人?」と聞いたら、手を挙げた人はいなかった。
恥ずかしかったのか、私が見つけられなかったのか。それとも本当にいなかったのか。
講義では「ものの見方」というタイトルで、視点・視野を変えると、ものごとは違って見えてきますよという話をした。
新聞やジャーナリストへの共感が薄い人たちに、私が拙い話をして、果たして思いは伝わったのだろうか。ますます嫌われたのではないか。
こういう講義のあと、いつも私は軽い自己嫌悪に陥る。
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