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・大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」で、ジェットコースター「風神雷神2」の車軸が
折れて脱線し、乗客の会社員、小河原良乃さん(19)が死亡、19人が負傷した事故で、
大阪府警吹田署捜査本部は6日、業務上過失致死傷容疑で株式会社エキスポランドを
家宅捜索した。7日も引き続き現場検証している。
同社は92年に風神雷神2の運行を開始したが、同種の立ち乗りコースターがある全国
5カ所の遊園地の中で、車軸交換を一度もしていないのはエキスポランドだけだったことが
新たに判明。
同種の立ち乗りコースターがある遊園地は他に4カ所あり、すべてトーゴ社(04年に会社
更生法が適用され倒産)製。車軸の交換時期の明示はないとされるが、北海道のルスツ
リゾートは85年ごろ設置し、これまでに複数回、車軸を交換したという。川崎市のよみうり
ランドは7年ごとに、岡山県倉敷市の鷲羽山ハイランドは4、5年ごとに車軸を交換。熊本県
荒尾市の三井グリーンランドは、91年に導入し05年6月に交換した。
ところが、エキスポランドは「異常がなかった」として、92年に設置当時の車軸をそのまま
使用していた。
折れた車軸は、鉄にニッケルとクロムを加えた合金材で、直径約5センチ、長さ約40センチ。
軸方向に対して垂直に切れていた。15年間にわたり繰り返し力が加わって金属にできた
亀裂がだんだん拡大して最終的に破断する「金属疲労」で折損した可能性もあり、捜査
本部は切断面など破断状況を詳しく調べている。
事故を起こした風神雷神2で、毎朝の定期点検などの目視では分からない亀裂を調べるには、
超音波や磁粉などを使う「探傷検査」が必要とされる。このため同社も年に1回は探傷検査を
実施してきた。しかし今年の検査は大型連休後の今月15日に先延ばしされており、昨年1月
下旬以降1年3カ月以上、検査が行われていない状態だった。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※元ニューススレ
・【コースター事故】 「甘かった。考えられないことが起こった」 エキスポランド、“すべての遊具”で金属疲労検査を一度もせず★4※前:スレリンク(newsplus板)