07/05/07 15:13:16 SrLBsBKP0
インドの、とくに北部の人たちは「アーリア」系で、みんな立派な顔をしている。
ボロを身にまとって裸足でいても、なんとなく堂々として見える。
「卑屈」な表情や態度をあまり見ることがない。ヒンズー教徒が8割以上で
「カースト制」は連綿と続いている。「貧しさ」は運命のせいで自分のせいではない、という意識があるのだろうか。
インドには偽善がない、と私は感じる。あらゆることが、隠されることなく「剥き出し」に
なっている世界だ。日本人は、無残な現実があってもなるべく隠してぼかして中和して、
心が傷まないように修正して「ごまかして」いる。
うちの娘は23歳だが、外国人から見ればハイ・ティーンだ。
少年たちはそれぞれに「イケメン」である。博物館の入口で手続きをしている
私たちのそばに何となく近寄ってきている。うちの娘に興味津々なのだ。オバサンたる私は彼らに声を掛けた。
「この娘と一緒に写真撮らない?」(URLリンク(www.ohmynews.co.jp))
彼らは一気にハジケた笑顔になって、並んでポーズをとった。まるでインドのジャニーズだ。
娘は「サイコーのお土産ができた」と大喜び。博物館の中で二人でデジカメ画像を
見ていると、彼らも後ろから嬉しそうに覗いている。
「宗教」というものが「日常生活」に融合している多くのインド人にとって、
婚約でもしない限り、若い男女がおおっぴらにデートをしたり、ツーショット写真を
撮ったりすることは、建前上はご法度だ。
だからこそ、自由の国(?)JAPANの「若いオンナ」に興味津々で注目するのだろう。
URLリンク(www.ohmynews.co.jp)