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大阪・吹田市の遊園地「エキスポランド」でジェットコースターが脱線し、乗客の女性１人が死亡、
１９人が重軽傷を負った事故で、２両目左側の車輪の車軸がほぼ垂直に折れており、断面がほぼ平ら
だったことが６日、吹田署捜査本部の調べなどで分かり、事故原因が金属疲労の可能性が高まった。
捜査本部は同日、業務上過失致死傷害容疑で、同社を家宅捜索。午後には、施設営業部長らが会見した
が、事故原因や詳細な点検内容などは明らかにされなかった。また、５日夜に遺族との面会を断られて
いたことも明らかになった。
(中略)
エキスポランドの施設営業部長（保守点検部門の責任者）ら４人が同園内で開いた会見でも、
質問は車軸が折れた原因に集中。その１つとして挙げられた金属疲労について同部長は「私たち
から、耐用年数について何年とは言えない。材質、太さ、荷重によって違うので」とし、「メーカー
（株式会社トーゴ）から交換時期の指示はない」と説明した。
ただ、設計や製造上の問題ではなく、１９９２年３月の運行開始以来、１５年間一度も交換して
いなかったことが理由で折れたのであれば、「車軸の耐用年数に対する判断が甘かったと思います」
とある程度、責任を認める発言もした。
しかし、それ以上の詳しい状況については「現時点で、私たちでは、はっきりと皆さまに申し上げる
ことはできません」と同じ言葉を繰り返すばかり。同日、公にされるはずだった詳細な点検の内容と
日付も、警察に関係書類が押収されたことを理由に、全く示されることはなかった。
また、会見では事故当日夜に山田三郎社長らが吹田署へ出向き、死亡した会社員の小河原良乃さん
（１９）の遺族に面会を申し入れたが「現時点ではお会いしたくない」と断られていたことが明らかに。
交通事故で父親を亡くし、母親も足が不自由な環境の中、明るく家族思いだった娘を失った悲しみは、
深い。
エキスポランドは園内の遊戯機械を総点検するため、１０日まで臨時休園する。
■ソース(スポーツ報知) (中略部分はソースで)
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