07/05/06 20:47:21 RuWsYTo40
コピペ
「格差社会」を主張する人々の根拠に、「ジニ係数」がある。
日本のジニ係数は0.5に達し、世界的にも不平等な国だという。
小沢一郎の前の民主党党首前原も、この「0.5」を根拠に「日本は格差社会だ!」と国会で叫んでいた。
さて、ジニ係数だが、これは社会における所得分配の不平等さを測る指標で、係数の値が0に近いほど
格差が少ない状態で、1に近いほど格差が大きい状態であることを意味する。
ジニ係数0.5とは、その国の25%の人々が所得の75%を得ているという意味で、これだけ読むと確かに格差
があるように感じる。
この「日本のジニ係数0.5」であるが、下記二つの点から悪質なプロパガンダと呼ぶしかない。
■この0.5は「当初所得」でであり、納税や社会保障給付後の「再配分所得」を考慮していない。(いわゆる
所得再分配の効果を考慮していない)
■所得再分配前の「当初所得」で、世界の各国と比較したデータは無い
二番目について補足する。
「世界で最も云々」を言うならば、世界の各国と数値を比較しなければいけないが、この「当初所得」ジニ
係数0.5について、各国の「当初所得」ジニ係数を比較するデータは見たことが無い。
世界各国と比較する際は、通常は「再配分所得」によるジニ係数で比較する。
つづく