07/05/06 12:41:10 O
5日午後0時50分ごろ、大阪府吹田市の万博記念公園内にある遊園地「エキスポランド」で、
走行中の立ち乗り式ジェットコースター(6両編成)の2両目が脱線し、コース脇の鉄柵(てっさく)に衝突、
乗客20人のうち女性(19)が死亡、他の11~45歳の男女19人も重軽傷を負った。2両目の車輪の
合金製車軸(長さ40センチ、直径約5センチ)が折れたのが原因とみられる。府警は吹田署に
捜査本部を設置し、業務上過失致死傷容疑で6日に関係先を家宅捜索する方針。
同園によると、折れた車軸は平成4年のジェットコースター導入以来、一度も交換したことがなく、
昨年1月末に解体し検査したのが最後だった。
調べなどによると、ジェットコースターは「風神雷神II」(全長1050メートル、最大高度40メートル)。
1両に4人ずつが立って乗る形式で、定員は24人で、事故当時は20人が乗っていた。
死亡したのは滋賀県東近江市宮荘町の会社員、小河原(こがわら)良乃(よしの)さん(19)。
友人5人と遊びに来ていた。2両目の左前部に乗り、顔面や首を柵で強く打って即死したとみられる。
安全バーは下りたままだった。
負傷者のうち、小河原さんの真後ろにいた友人の同県豊郷町、古川小百合さん(20)も頭を強打し重傷。
他の男女18人は軽傷とみられ、緊急停止による胸や足などの打撲傷が多いという。
また、負傷者のほかに、事故を目撃した客13人前後も気分が悪いと訴えて病院に運ばれた。
事故はコース後半で起きた。コースが旋回する手前で車軸が折れ、一部が地面に落下。そのまま旋回し、
約300メートル先で2両目が脱線。左に60度ほど傾き、柵などに衝突して停止した。
外れた車輪が真下に落ちていた。
(>>2-15につづく)