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四日午前五時二十分ごろ、四日市市南小松町の無職男性(79)方で、妻(77)から「息子が暴れている」と
一一〇番通報があった。警察官が駆け付けると、台所で男性が顔面などから血を流して倒れており、
午前十時、搬送先の市内の病院で死亡した。死因は出血性ショックとみられる。四日市南署は傷害の
現行犯で、無職の二男(49)を逮捕し、容疑を傷害致死に切り替えて捜査している。
二男は、二十年以上前から統合失調症で、昨年二月には約半年間、市内の病院に入院していたという。
調べでは、男性方は妻と二男との三人暮らし。二男は「一階の居間で一人で新聞を読もうとして、出入り
口をいすで封鎖していたことで父親とけんかになった」と供述、木製のいすで顔などを何度も殴り付けた
という。
男性は、顔面から激しく出血していたほか、肋骨（ろっこつ）が折れていた。通報で警察官が駆け付けた
際には、二男は二階の自室におり、容疑を認めたため現行犯逮捕した。
同署は五日、男性を司法解剖し、詳しい死因を捜査する。
ソース
伊勢新聞 URLﾘﾝｸ(www.isenp.co.jp)