07/05/05 19:22:56 dNOS1Nru0
あのさ、フリーターなどと呼ばれる派遣社員＝臨時雇いは必然的に作られた層なんだよね。
日本企業はかつてはグループ間の株式持合いで本来のオーナーがいないような状態だったわけだよ。
ところがここ10数年でそういう形態が否定されて日本金融投資市場が国際化するにつれ
本来の企業オーナー（大株主）が発言力を高めるようになってきていたわけね。
そこで小泉政権が一気にその流れを加速させる政策を取り
殆どの上場企業は小泉政権により演出された金融危機もあって安価で株が売られ
オーナーが外資系ファンドに取って変わったわけね。
そして彼らファンドはしばらくは株価の値上がり益で満足していたのだけれど
そろそろ本来の配当金請求にステージを移しはじめたわけだな。
それを見越して各企業の経営者は労働分配率を引き下げる努力を始め
それを後押しするように小泉政権は派遣業法を改正して単純労働も認めたわけだね。
で、まってましたとばかり企業経営者は正社員を縮小させて派遣（臨時）社員増で賃金抑制を始めた。
つまりさ、もはや労働者の一定の割合をワーキングプアにしておかないとやっていけないのよ。
そういう階層を作っておかないとオーナーの大株主の期待に答えられないと言うことだね。
自分は自由な縛られない労働者になりたいとかで派遣社員をしている連中も実は踊らされているだけよ。
数年前には俺の友人も月に60万円は取る派遣社員やっていたけど、もう足を洗っているよ。