07/05/04 16:39:39 0
関東を中心に流行している「成人麻疹」(はしか)の集団感染で全学休校
とした創価大(東京・八王子市)が、7日の授業再開を前に「風評被害」を
懸念している。同大は先月18日から全学休校とし、ほとんどの学生に
ワクチンを接種するなどしているが、集団感染のイメージが先行したため、
学生がアルバイト先から出勤を拒まれるなど、新たな“被害”が発生して
いる。
創価大は2日現在で麻疹の発症者は約20人にまで減少。105人が
完治したという。学生約8900人のうち6000人に大学が全額負担し
予防ワクチンを接種。ワクチンは1本約2800円で、掛かった費用は
1600万円を超えた。発症中の約20人は完治するまで登校しないため、
流行はほぼ終息したとしている。
しかし、新たな問題も起きている。「ワクチンを打って対策をしても、
まだ集団感染が広がっていると思われ、バイト先から来ないでほしいと
言われた学生もいる」(同大)。室内系の運動部では、ワクチン接種後で
あるにもかかわらず、対戦相手校のOKが出なかったケースも出ている。
はしかは発症後やワクチン接種後は、ウイルスへの免疫力が強まるため、
感染拡大の可能性は低いが「まだ集団感染のイメージが先行している
状況」だという。
(中略)
同研究所によると、はしかは空気感染する。体育館での入学式で、
最前列左端に患者がいれば、最後列右端の人にも感染するほど強い
感染力を持つ。基本的には1度発症するか、ワクチンを接種すれば
免疫ができ、発症しない。しかし、免疫力はときどき病原体に接触する
機会がないと、徐々に弱くなるという。近年のワクチンの普及で、はしか
の発症者の人数が減ったことで、過去に免疫を持っていた人でも免疫力
が弱まり、感染が拡大しているとみられる。
(以下略、全文はソース元でご確認下さい)
ソース(nikkansports) URLリンク(www.nikkansports.com)