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晩婚化や少子化が進む中、未婚青年らの親たちの集団見合いを企画し、子ども同士の付き合いや
縁談に結び付けるNPO法人(特定非営利活動法人)「縁談情報親の会」(京都市下京区)が7日、
発足する。婚礼衣装の製造や販売に携わってきた元会社役員と元京都府議の2人が「縁結び」を
第二の人生に選び、運営に携わっている。
理事長は、婚礼衣装のレンタル・販売会社「高見」(同区)で1985年から92年まで専務を
務めた脇坂章司さん(73)=北区=。副理事長は元府議会議長で、白無垢(むく)や打ち掛けを扱っ
ていた織物会社会長の小牧誠一郎さん(74)=京丹後市大宮町。
見合いの仕組みは、親が提出した子どもの身上書を、同会が、個人情報を伏せた上で一覧表にし
て参加予定者に送る。見合いの場で、親同士が子どもを紹介し合うことに合意すれば、身上書や写
真を交換する。会場や手続きの実費で会費は1万円。
脇坂さんは、北海道で行われていた同様の催しを参考に、一昨年から京都市や大阪市で親の集団
見合いを計5回開いた。それぞれ100人から200人までの参加があり、子どもの交際の進展を
知らせる手紙も届くという。
京都や滋賀などの各地域で、さらにきめ細かく開こうと脇坂さんは、婚礼衣装の受発注を通じて
30年来の知り合いだった小牧さんに協力を求めた。小牧さんは「国の少子化施策が遅れる中、民
間でできるのは親の心配に直接応えることだ。個人情報の扱いや会計上の信頼を得るためにもNPO
法人でやろうと思った」と話す。
脇坂さんは「子の将来を案じる定年前後の親が多い。親同士が先に知り合えば親子ともに安心感が
あると思う。京都から新たな婚礼文化を発信したい」と意気込む。(略)
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