07/05/04 15:37:09 0
UNHCR・国連難民高等弁務官事務所は、タイで急増する北朝鮮から
逃れてきた脱北者の扱いをめぐり、タイの暫定政府からの要請を受けて、
第三国への亡命の仲立ちなどこの問題への関与を今後行わない方針を
明らかにしました。
これは、タイを訪問しているUNHCRのエリカ・フェラー高等弁務官補佐
が3日、記者会見を行い、明らかにしたものです。この中で、フェラー高等
弁務官補佐は、タイでこのところ北朝鮮から逃れてきた脱北者が多く拘束
されていることに関連して、「タイと亡命先の韓国などとの間の話し合いが
うまくいっており、UNHCRは関与すべきでない」と述べ、UNHCRとしては
第三国への亡命の仲介など脱北者への支援を行わない方針を明らかに
しました。その理由について、UNHCRでは、タイの暫定政府からの要請を
受けたものだと説明しています。タイでは、今年に入って、去年の同じ時期
の3倍にあたる400人余りの脱北者が拘束され、先月には第三国への
亡命手続きの遅れに抗議した脱北者が収容施設の中でハンガーストライキ
に訴えるなど問題になっています。こうした中で、暫定政府がUNHCRに対し、
タイでの脱北者の保護への関与を手控えるよう求めたのは、脱北者の相次ぐ
入国で治安上の懸念を強めているためだという見方が難民支援のNGOなど
関係者の間で広がっています。
ソース(NHKニュース)※ソース元に動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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