07/05/03 22:42:03 0
麻生外相は3日ロシア入りし、ラブロフ外相と約2時間会談した。
北方領土問題をめぐり「双方が受け入れ可能な解決策を見いだすために
引き続き精力的に交渉する」ことで一致。北方四島を含む隣接地域で、
地震・津波などの防災対策や生態系の保全・利用での共同の取り組みを、
日ロの専門家間で始めることでも合意した。
6月にドイツで開催される主要国(G8)サミットで安倍首相とプーチン
大統領が会談することも決まった。その前にモスクワと東京で外務次官級
協議や戦略対話も開かれる。日本は会談を通じ、政治対話を深めて
平和条約交渉への地ならしをしつつ、北方領土への実質的な関与を
深めていく考えを鮮明にした。
会談では、極東や東シベリアの安定的発展とアジア太平洋地域への
統合に「共通の関心と利益を有する」との認識の下、協力を進めること
で一致。鉄道、原子力、情報技術に加え、電力や液化天然ガス、石油
精製といった日本が優位な分野で技術協力を活発化させることでも
合意した。
安倍政権発足後、日本の閣僚のロシア訪問は初めて。
ソース(朝日新聞) URLリンク(www.asahi.com)