07/05/01 14:09:12 0
・携帯電話端末を分割払いで買うと割引が適用されるというソフトバンクモバイルの
料金サービスをめぐり、利用者の苦情や問い合わせが相次いでいる。実際には
月額利用料が割引対象なのに、携帯端末そのものが安くなるかのように販売店で
説明されていることが原因。説明不足で惑わされたとして利用者が無条件解約を
求めるケースも出ている。
問題となっているのは同社が昨年10月に導入した「新スーパーボーナス特別割引」。
12~24カ月の分割払いで端末を購入すると、毎月の請求時、基本使用料と通話料
から一定額が割り引かれる仕組み。割引額は機種ごとに決まっている。
しかし販売店では、例えば月の分割費が2500円で割引額が2000円の機種の場合、
「実質負担 月々500円×24回」などと表示。分割払い分と割引額の差額がなくなる
機種も多く、頭金払いもないため、「全機種¥0」などの広告も大々的に張り出された。
同社もHPでは、端末分割費が割引対象のように図示するなどしていた。
同社の端末は他社に比べて割高感を持たれているため、こうした販売手法をとって
いるとみられる。だが、月額利用料が決められた割引額より少ない場合には実際の
割引分も減らされたり、分割払い完済前に解約・機種変更をした場合に残額を請求
されたりするため、分割払い分が安くなったと誤解していた利用者から苦情が相次いで
いるという。
兵庫県神戸生活創造センターは今年1月、「不十分な説明で消費者を惑わしている」
として、契約時の説明の徹底など9項目の改善を同社に申し入れた。同社は、広告や
パンフレットの説明を分かりやすく改めるなどしてきたが、苦情や問い合わせは現在も
1日30~50件ほど来ているという。
同社は「きちんとご理解いただけていない部分もあるが、店員への研修・教育を徹底
したい」(広報部)と話す。(一部略)
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