07/04/30 19:23:08 0
日立、「偽装直接雇用」か 労務管理を派遣会社に丸投げ
日立製作所の工場で、派遣社員から契約社員に切り替えて直接雇った人の労務管理を、
それまでと同じ派遣会社にほぼ丸投げしていたことが28日わかった。賃金など労働条件も
同じまま、3月末で契約は打ち切られた。契約社員らは「実態は派遣と同じ。『偽装直接雇用』だ」
と反発。派遣社員に直接雇用を申し込むことを企業に義務づけた労働者派遣法の規定が無意味に
なりかねないとして、法の不十分さを指摘する声も出ている。
契約社員らが2月につくった日立派遣ユニオンによると、同社の東京・青梅工場では05年6月、
二つの派遣会社から計130人の派遣社員を受け入れ、うち110人を、法定の派遣期間がすぎる
06年6月から契約社員に切り替えたという。
しかし、賃金も労働条件も派遣時代と同じで、タイムカードの管理や教育訓練などを、
同じ派遣会社が業務委託の形で引き続き担当。派遣会社の寮に住み続け、寮費は日立が賃金から
天引きして派遣会社に渡していた。派遣会社名で健康診断の結果通知を受け取った人もいたという。
(以下>>2以降につずく)
朝日新聞 asahi.com(2007年04月29日17時36分)
URLリンク(www.asahi.com)