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診療情報ネット流出 遺族、告訴へ 奈良・妊婦死亡
URLリンク(www.asahi.com)
奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、分娩中に意識不明となった妊婦(当時32)が県内外の計19病院に
転院の受け入れを断られた末、出産後に脳内出血で死亡した問題で、妊婦の詳しい個人病歴情報や診療経過が
ネット上に流出していたことがわかり、遺族は近く、大淀町長や病院関係者を地方公務員法(守秘義務)違反と
町個人情報保護条例違反で奈良県警に告訴する方針を決めた。個人の医療情報の流出を巡って、
病院関係者を告訴するのはきわめて珍しいという。
遺族によると、流出先のインターネット上のサイトは会員制の医師専用の掲示板で、
「大淀病院関係者から入手した情報」として、妊婦の入院前後の経過や病歴情報、診断内容の詳細が流されている。
遺族には、病院側からカルテや看護記録などが開示されているが、流出情報にはそれ以上の詳しい内容も含まれているという。
この問題で奈良県警は、担当医が診断した子癇発作との判断に誤りがなかったか、業務上過失致死容疑で捜査している。
遺族は「町に調査を求める申入書を出したが返答がない。誠意が感じられない」としている。