07/04/28 09:56:14 0
【モスクワ28日共同】
ロシアが、日本政府、日本商社などが出資し、開発を進めるロシア極東サハリン沖の
石油・天然ガス事業「サハリン1」で生産される天然ガスを、
政府系独占企業ガスプロムに一括売却させ、ガスの輸出独占を狙っていることが明らかになった。
ガスプロムのメドベージェフ副社長が27日、共同通信に明らかにした。
天然ガス輸出はガスプロムに一元管理させるというプーチン政権の強い意向を反映しているのは確実だ。
ロシアは、日本商社などが開発を進めた「サハリン2」の経営権を奪ったばかりだが、
日本が政府資金を投入して開発したサハリン1の天然ガスもロシアが独占する恐れが強まり、
日本のエネルギー戦略が打撃を受ける可能性が出てきた。
サハリン1は日本政府、伊藤忠商事、丸紅など日本勢が権益の約3割を有する。
インド石油公社、ロシア国営石油ロスネフチなども参加しているが、ガスプロムは出資していない。
2006年に日本への原油輸出を開始。今後、天然ガス生産が本格化する。
URLリンク(www.47news.jp)