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東京都中野区鷺宮の都道で、警視庁野方署地域課の巡査部長（50）が交通違反をした車を停止させようとした際、
車に引きずられて転倒し、負傷していたことが27日、分かった。
車は逃走しており、同署は傷害と公務執行妨害の疑いで、運転していた男の行方を追っている。
調べによると、7日午後2時すぎ、ワゴン車が右折禁止の交差点で右折。
取り締まり中の巡査部長が停止を指示したところ、車はいったん停止したが、
巡査部長が質問を始めると、突然バックした。
巡査部長はワゴン車を追い掛け、運転席側からハンドルをつかみ、「止まりなさい」と指示したが、
車はそのまま逃走。巡査部長は約10メートル引きずられて転倒し、路上に頭を打って後頭部を骨折した。
ワゴン車に乗っていたのは20～30代の男1人だったという。
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