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・秋葉原を舞台に万引したゲームソフトやDVDを中古品販売店に転売して金を稼ぐ犯罪が横行
していることが、警視庁の調べで分かった。ソフトなどの転売が盛んで中古品を扱う店が400を
超えるという「アキバ」特有の事情が背景にある。ネットカフェを泊まり歩く住所不定、無職の
「ネットカフェ難民」と呼ばれる若者らが犯行を重ねていたり、転売で得た金でメード喫茶に行く
オタクもいて、警視庁はアキバ内で完結する犯行のサイクルができているとみて、警戒している。
秋葉原の電気街を管轄する万世橋署管内で昨年1年間に店員や警備員に見つかって突き
出された万引犯は225件で、前年の118件から一気に倍増した。だが、万引は見逃される
ことも多く、警視庁は「摘発は氷山の一角」とみている。
「盗んだ商品のパッケージをはがして中古品として別の店に売った」と供述する万引犯が少なくなく、
警視庁が摘発例を分析したところ、未成年の犯行は2割に過ぎず、大半が20代の成人だった。
さらに6~7割が無職で、盗品の転売で生活費を稼ぐ“プロ”の犯行が多数を占めることが分かった。
今年2月には、電磁波を遮断する米軍仕様の特殊なアタッシェケースのなかに電波や磁気で
盗難を感知するタグが付いた商品を入れて持ち出し、警報機を鳴らなくする手口で犯行を繰り
返していた男が逮捕された。男はアキバの軍事オタクがよく着る迷彩服で犯行に及んでいた
ため、特殊なバッグを持っていても不自然に思われなかったという。
「ネットカフェ難民」の急増が社会問題となっているが、捕まった万引犯にも複数の「難民」が
いた。なかには、ネットカフェに備え付けられたパソコンを分解し、内部の装置を中古機器店に
売り渡していた男もいた。
「稼いだ金でメード喫茶に行った」と話す者もおり、捜査幹部は「万引や盗品処分→ネット
カフェで寝泊まり→メード喫茶などで得た金を消費-というアキバで完結する犯行のサイクルが
生まれている」と指摘している。(一部略)
URLリンク(www.sankei.co.jp)
※よくわかるアキバサイクルの図:URLリンク(www.sankei.co.jp)