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★智頭急行２年連続株主配当 06年度決算最高益を更新
特急スーパーはくとを運行する第三セクターの智頭急行（鳥取市、高宮史郎社長）は二十三日、
鳥取市内で取締役会を開き、二〇〇六年度決算で過去最高益を更新し、昨年、全国の第三セクター
鉄道で初めて実施した株主配当を二年連続で行うことを決めた。六月の株主総会に提案し、承認
される見通し。
〇六年度決算は、特急利用者が愛知万博効果があった〇五年度に比べ１％減となったため、
営業収益は減収となるが、経費節減により増益となる。経常利益は九年連続の黒字で、開業後
初めて六億円を超える。配当は総額九百万円。一株（五万円）当たり千円、利率で２％で昨年と
同額とする。
取締役会は、六月五日の株主総会で会長に就任する鳥取県の平井伸治知事らオブザーバー
四人と沿線自治体の取締役十三人の計十七人が出席。出席者からは、将来の車両更新などを
にらんで内部留保の増額や駅舎への設備投資を求める意見があった。
平井知事は取締役会後、「過去最高益を出しており、配当額は合理的な数字。高速道路の開通
で競合が激化するなどの将来的な課題もあり、鉄道がつぶれないように大きな視点で持続可能な
鉄道経営をしていかなければいけない」と話した。
日本海新聞 4月24日の紙面から
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智頭急行公式・Wikipedia
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