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★はやぶさ 地球に向け出発へ
姿勢制御装置のトラブルなどで地球への帰還が危ぶまれている小惑星探査機「はやぶさ」について、
宇宙航空研究開発機構は、25日に小惑星の軌道を離れ、地球に向けて出発させることを明らかに
しました。
小惑星探査機「はやぶさ」は、地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」におよそ1年半前に着陸し、
岩石などを採取しましたが、地球に帰る途中、姿勢制御装置が壊れたり電池が使えなくなるなど
深刻なトラブルが相次いだため、地球への帰還を延期して通信やエンジンのテストを繰り返して
いました。そして、作業の結果、帰還に向けた準備が整ったとして、宇宙航空機構は、25日の夕方に
「はやぶさ」を小惑星イトカワの軌道から離脱させ、地球に向けて出発させることを明らかにしました。
今のところ、3年後の2010年6月の帰還を目指していますが、4つあるエンジンは不具合のため当面
1つだけの運用になるということで、計画どおり地球に帰還できるかどうか厳しい状況が続くとしています。
プロジェクトの担当者は「エンジンにもトラブルが出て見通しは明るくないが、なんとかくふうしながら
帰還させたい」と話しています。
NHK 4月24日 18時18分
URLリンク(www.nhk.or.jp)
★はやぶさ帰還、「黄か赤信号」=25日地球へ航行開始-小惑星の画像、ネット公開
宇宙航空研究開発機構は24日、小惑星「イトカワ」近くにとどまっている探査機「はやぶさ」について、
2010年6月の地球帰還を目指して25日夕から本格的に航行させると発表した。しかし、最近も故障が
続き、航行用イオンエンジン1基と姿勢制御装置「リアクションホイール」1基が頼り。川口淳一郎教授は
記者会見で「帰還できないわけではないが、黄信号もしくは赤信号がともっている」と厳しい見通しを
示した。
宇宙機構はまた、はやぶさが観測したイトカワの全体像や地表の画像、反射スペクトルのデータなど
を、インターネットで世界の研究者向けに公開した。
説明は英文のみで、アドレスはURLリンク(hayabusa.sci.isas.jaxa.jp)<)