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勇壮な神輿(みこし)で知られる東京・浅草の三社祭を前に、主催する浅草神社と浅草神社奉賛会が、例年に
なく神経をとがらせている。昨年の祭りでは、神輿に大勢の人が乗って担ぎ棒が折れる事故が起きた。異例の
「神輿乗り禁止令」を出して、一時は祭りの中止も辞さない構えだった。今年は5月18日から始まる。慣例化し
てきた光景はどうなるか。
昨年の三社祭最終日。3台の「本社神輿」を浅草神社境内から担ぎ出す祭りのクライマックス「宮出し」で、事故
は起きた。十数人が乗った神輿が重さで地面に落ち、担ぎ棒が折れた。主催者側にとって、前代未聞の深刻な
不祥事だった。
三社祭の宮出しは、参道などに置かれた三つの神輿を、集まった担ぎ手たちが奪い合う。祭りが全国区となるに
つれ参加者は浅草外にも広がり、今や約1万人に。その激しさは祭りの目玉になっている。
宮出しで神輿に人が乗る光景は、外部からの参加者が増え始めた10~20年前から目立ち始めたといわれる。
主催者側は「神輿にまつられているお神霊を汚す許されない行為であり、危険」と注意を繰り返してきたが、効果
はなかった。
毎年参加している浅草在住の男性は話す。「宮出しは年に一度の男と男のぶつかり合い。浅草以外の人が大勢
いるからこそ、神輿を取られるわけにはいかない。乗ってしまうのは『奪われたくない』という思いが過剰に出てしま
うからなんです」
2以降に続く
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)