07/04/21 19:02:39 0 BE:453654465-2BP(10)
使用済み段ボールや古新聞をめぐって争奪戦が起きている。
リサイクル用に古紙需要が増えている中国などに向けて、商社や問屋は輸出を増加。
一方、国内の製紙会社も買い取り価格を引き上げ、古紙の確保に懸命だ。
「(買い取り価格を)値上げしないと、古紙を確保できない」。
日本製紙連合会の鈴木正一郎会長(王子製紙会長)は、
20日の定例会見で渋い表情をみせた。
製紙大手は4月から、段ボール古紙の買い付け価格を
1キロあたり2.5円引き上げ、13円とした。
02年の2倍以上だが、それでも輸出価格よりは割安だ。
古新聞の国内価格も輸出需要に押し上げられて、
今年に入りキロあたり2円上げた(価格や時期は首都圏)。
古紙再生促進センター(東京都)によると、
古紙の06年の輸出量は約390万トンで、02年の2倍。
00年に比べれば10倍だ。うち8割は中国向け。
各地の資源回収集積所では古紙の持ち去りが頻発しているが、
その一部も中国へ輸出されているとみられる。
(以下ソース)
※元記事: URLリンク(www.asahi.com)
朝日新聞 平成19年04月21日