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爆発物不法所持事件で罪に問われ、米国で服役中だった菊村憂容疑者(54)が
18日夜(現地時間18日未明)、服役先の米国・コロラド州の連邦刑務所から
刑期を終え出所した。
警視庁公安部は19日夕、国外退去処分で千葉・成田空港に帰国した菊村容疑者を
偽造有印公文書行使の疑いで逮捕した。黙秘しているという。
米国の裁判では「日本赤軍メンバー」とされ、警察当局も同様の見方を強めている。
同部は、世界各地でテロを起こした日本赤軍などとの関連も視野に捜査を進める。
調べでは、菊村容疑者は88年4月、米国・ニュージャージー州内で、偽造された
国外運転免許証を提示した疑い。
この時、乗用車内に手製の消火器爆弾を所持していたとして米国捜査当局に逮捕され、服役した。
86年5月、オランダ・アムステルダムの国際空港でTNT火薬などを所持していたとして
逮捕され、日本へ強制送還された。
しかし、すぐに香港などを経てベオグラードに出国し、その後の足取りははっきりしなかった。
米国の裁判証言では、菊村容疑者は86年秋から87年7月にかけて、
レバノン・ベカー高原の訓練キャンプで、重信房子ら日本赤軍メンバーと軍事訓練を行っていたとされ、
「日本赤軍メンバー」と断定された。
また、その後の捜査などでは、86年8月から米国で逮捕された88年4月の間に、
パリなど欧州に出入国を繰り返していたとされる。
米国での裁判は、菊村容疑者が消火器爆弾を所持していた目的を、
「米軍のリビア攻撃への報復」と認定した。
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