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★日本原燃、核再処理工場で耐震計算ミス
日本原燃は18日、青森県六ケ所村にある使用済み核燃料の再処理施設内の
一部装置で耐震設計の計算に誤りがあったと発表した。データの入力ミスが原因。
施工を請け負った日立製作所の子会社は1996年の設置前後にミスに気づいていたが、
日本原燃や日立に報告していなかった。
地震で使用済み燃料を貯蔵するプールが破損すれば、
放射能を含む水が漏れ出る可能性がある。日本原燃は今後、補強工事をする。
誤りが見つかったのは使用済み燃料を貯蔵するプール内にある燃料を移動する
装置と燃料容器を切断する装置。日立の子会社、日立エンジニアリング
(現日立エンジニアリング・アンド・サービス)が93年の設計時、耐震計算の
データ入力を間違え、設計が緩くなっていた。移動装置は必要な耐震性を
確保しているが、切断装置は不十分という。
今回の耐震計算ミスは、国の原子力関連施設に対する耐震指針が見直されたのを契機に、
日本原燃が再点検しているなかで見つかった。日立エンジニアリングが設計した
ほかの装置についても今後調べる。(22:45)
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)