07/04/19 10:14:34 zQw97P7M0
(つづく)
○政府参考人(石川明君) ただいま留学生施策の予算額についてのお尋ねが
ございました。お答えをさせていただきたいと存じます。
今回、総務省の方からちょうだいいたしました政策評価書の中でも、留学生受入れ
に関する予算額、示されているところでございますけれども、留学生受入れの十万人
計画、ただいま委員からお話がございました。これが策定されました昭和五十八年度
では、関係経費約七十七億円でございました。これが平成十五年度におきましては
約五百三十二億円ということになっておりまして、約七倍に増加をしております。このうち、
国費留学生の受入れ関係の予算につきましては約二百三十五億円という状況でございます。
また、ただいまお尋ねがございましたが、国費留学生の平成十六年度の一人当たりの
奨学金及び授業料あるいは入学料の支援額でございますけれども、これは大学院レベル
の学生につきましては年額で約三百万円となっております。このうち、奨学金による支援額
につきましては年額二百十万円、こういう状況でございます。
それから、受入れ国の状況でございますけれども、平成十六年五月の我が国におきます
留学生の受入れ総数は十一万七千三百二人ということになってございますが、このうち
国費留学生は九千八百四人ということでございます。この内訳でございますが、国費留学生の
出身国別内訳につきましては、中国から千八百十人、これは全体の一八・五%を占めております。
それから韓国から千二十一人、同じく一〇・四%、タイから六百二十二人、六・三%、インドネシア
から六百人、六・一%、そしてベトナムから五百三十人、五・四%となっておりまして、これら上位
の五か国で国費留学生の約半分、約五割を占めている、こういう状況になってございます。
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