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閉山が迫る常磐炭砿で、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)を開業させた
人々の奮闘を描いた映画「フラガール」の爆発的ヒットが、地元に大きな変化を与えている。
ハワイアンズにとどまらず、福島県いわき市内の観光施設が大幅に集客増したかと思えば、
中学、高校生から「フラガールになりたい」と希望者が殺到。炭鉱遺産を再発見する新たな
観光事業もスタートした。恐るべし「フラガール効果」。(菱沼愚人)
いわき市内も熱気に包まれた。昨年12月までで、市の人口の1割に当たる3万5000人が映画
を観ており、まだ上映も続く。地元以外でも再上映のケースがあり、韓国など海外10カ国でも
上映予定という。
映画のヒットは、観光客の増加だけにとどまらなかった。
映画公開と同時に、フラガール志願者が殺到したのだ。
「ダンサーになりたい」「ハワイアンズで踊りたい」。電話や電子メールが全国から次々と
ハワイアンズに寄せられた。遠くは熊本県の高校生からの申し込みもあったという。
昨年はダンサー志望12人が受験し、大学卒業者2人を含む8人が合格したが、
昨年の新規採用選考後に、あっという間に問い合わせが数十件。熱狂的なファンは
高校1、2年生が「入りたい」と電話をしてくるという。
ハワイアンズ営業部マネジャーの若松貴司さんは「高校生や中学生からの問い合わせが多く
『高校を中退してもいい』という生徒までいました。慌てて『応募は卒業まで待って』と諭している
状態です」と苦笑する。
人気と軌を一にして、ハワイアンズは施設改修に着手。3月には流水プールを全面改修。
「ワイワイ・オハナ」と名付けたジャングル、滝、洞窟(どうくつ)など古代のハワイを演出した
施設をリニュアルオープン。18年度の入場者数は前年度より3万5000人多い154万6000人
を記録した。 (抜粋)
【特報 追う】「フラガール」効果恐るべし いわきの観光客大幅増、志願者も殺到|東北|地方|Sankei WEB
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