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★新たな国民との対話 試験開催
いわゆる「やらせ質問」などが問題となったタウンミーティングに代わる、
新たな国民との直接対話が、１６日夜、東京都内で試験的に開かれ、
行政改革をテーマに、渡辺行政改革担当大臣と参加者が意見を交わしました。
政府は、いわゆる「やらせ質問」などの問題で、去年９月に中止した
タウンミーティングに代わって、国民との直接対話を行う新たな方法を
検討しています。１６日夜、行政改革をテーマに、東京都内で試験的に
集会を開き、渡辺行政改革担当大臣が、国家公務員の新たな天下り規制策などを
めぐって参加者と意見を交わしました。参加者は、ホームページやはがきなどで
応募したおよそ４０人で、「天下り先で高い退職金をもらうのが問題だ」とか「
省庁に法案づくりを任せきりにしている国会議員にも問題がある」などと、
活発に発言していました。
集会のあと、渡辺大臣は記者団に対し、「『やらせ』なしで、白熱した議論が
展開できてよかった」と述べました。また、司会を務めた世耕総理大臣補佐官は
「初めての試みなので、どうなるか緊張したが、よい形でできたと思う」と
述べたうえで、参加者から寄せられたアンケートの結果も踏まえて、
来月にも運営方針を決めたいという考えを示しました。
これに関連して、安倍総理大臣は、１６日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、
「真の意味で、双方向の国民対話にしていきたい。質素でむだづかいのないものに
しなければならない」と述べました。
NHK URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
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