07/04/15 23:34:19 0
★四百年前の「韓流」 週のはじめに考える
江戸時代の「朝鮮通信使」が始まってことしで四百年。あまり知られていない交流の
歴史をながめつつ、日韓をはじめ隣国同士の付き合い方の教訓をくみ取れればと思います。
(中略)
ことしは、「通信使」来日から四百年を記念しての各種行事が計画され、東京や静岡、
対馬などでは行列が再現されます。
「朝鮮通信使」は、江戸時代に十二回も行われた大外交使節団。世界史にもまれと
いえそうです。
漢城(いまのソウル)から江戸まで約二千キロ、四、五百人もの一行が一年ほどかけて
往復したというのですから、なんとも壮大です。
(中略)
まさに江戸時代の“韓流”です
(中略)
狭いナショナリズムは隣国関係を損ないます。これも教訓です。
また、通信使については、明治以降つい最近まで、学校でもほとんど教えません
でした。
明治新政府が徳川幕府の業績を無視したこと、植民地化のため朝鮮が文化的に
優位だったと認めたくなかったからでしょう。
歴史をゆがめたり、隠したりすると、国と国との関係もゆがむ。事実に基づいて、
明日への教訓をくみ取る必要があります。
(中略)
外交は国益のぶつかり合いですが、力や金だけでは動かないものもあるはずです。
いまかつてない“韓流”の時代、隣国同士は多様で重層的なつきあいが必要です。
「通信使」は、信(よしみ)を通わす使節という意味でした。四百年を機にかみ
しめたい言葉です。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
※前スレ:スレリンク(newsplus板)