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★「職場は上海」求むフリーター、パソナが20代対象に
・「フリーターの皆さん、上海で働きませんか」。人材派遣大手のパソナ(本社・東京)が
20代の若いフリーターを対象に上海に進出した日本向けコールセンターなどに就職させる
事業を7月から始める。帰国後は中国での経験や語学力を生かして就労支援する。
将来の中国ビジネスを担う人材の育成につなげたいという。
この「海外就労支援コース」は就労経験の浅い若者が対象。中国で働きながら、仕事の
やり方や中国語を身につけてもらうのが狙いだ。まず都内で2カ月間、書類作成や
パソコン操作などの基礎的なことを学ばせ、中国の現地企業情報やマナーを教える
授業も開く。
上海にある日本資本や欧米資本の日本人向けコールセンターなどでの仕事は1~2年
契約で、月給は約8000元(約12万円)。就業時間外に無料の中国語研修もある。
7月から研修を始める予定で、1回目の募集定員は10人。研修参加費は12万円だが、
奨学金や特待生制度も設ける。
上海では製造業だけでなく、サービス産業の進出も多く、最近ではコールセンターなどで
日本人向け業務の求人が増える傾向にある。
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