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★米陸軍、オンライン・ゲームうまい新兵募集中
・米陸軍はオンライン・ゲームのサイトを運営するグローバル・ゲーミング・リーグ・
ウェブ（ＧＧＬ）と２００万ドル（約２億４０００万円）のスポンサー契約を結んだ。
ゲーム好きな若者に軍をＰＲし、徴募活動の一助とする。
陸軍は６月以降、ＧＧＬのナショナル・ゲーミング部門のスポンサーとなる。
同部門は毎月９２０万人が参加するゲーム部門で、その８０％が１７歳から２４歳と
いわれる。徴募にはうってつけの年齢層だ。
ＧＧＬの創業者ゲーリー・ビショップさんは「ビデオゲームは１つの文化。陸軍は
ずっとここに注目してきたが、ようやく実現させた」と話す。
オンライン・ゲームは新しい宣伝媒体として成長しており、米国内の広告収入は
２００６年に１億６４００万ドルに達した。市場調査会社ヤンキー・グループは０９年には
７億３２００万ドル規模に拡大すると推定している。
ナショナル・ゲーミングでは１５種のゲームで賞品とランキングを競う。上位入賞者は
毎月行われるエリート・フォーシズ・トーナメントに参加でき、トップになれば陸軍の
高度なコンピューター・シミュレーションや実際の戦闘場面を経験することができる。
陸軍の宣伝活動を見守ってきたＧＧＬのビショップさんは「従来のメディア媒体に
対する消費者の見方は変わってきた。われわれは新しいメディアを使って陸軍の
実像をどう伝えるかに腐心してきた。オンラインは最良の方法だと思う」と自信満々だ。
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