07/04/13 12:31:41 X6Sc0eYg0
子供の頃読んだ童話にそんなのあったな
親の言うことを聞かず
なんでもわざと反対のことをやっちまうヘソマガリの子供がいた
親が不治の病に侵されてご臨終って間際に
親不孝な子供だったが先々まで墓参りに来られるように
自分の亡骸を地盤のしっかりした山の高いとこに葬ってほしいと思ったが
またどうせ反対のことやるんだろうと思ってゆるゆるの海の砂浜に葬れと遺言した
子供はながらく反抗してきたが最期の親孝行と思いそのことだけはその通りにしてしまった
遺骸はまたたくまに波の間に間にチリジリと
そのとき初めて親の本意を知った子供は激しく反省し悲しみ
イソシギかなんかの鳥になってしまった
それで今でも波打ち際にいて親の死骸を探すようにあちこちくちばしでほじくりつづけているんだと。