07/04/13 13:28:18 SnfjXP0N0
包丁>>20
こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父「息子よ、なぜ携帯を隠すのだ」
子「お父さんにはSBMの料金のカラクリが見えないの。他社にかけたら無料じゃないよ・・・」
父「私もSBMに変えたから大丈夫さ・・・」
魔王「かわいい坊や、MNPでこっちにおいで。面白い遊びをしよう。アクオス携帯もあるし、メールも通話も0\だよ。」
子「ヨソーガイ、ヨソーガイ!きこえないの。魔王がぼくになにかいうよ。」
父「落ち着きなさい、あれはタダのTVCMだよ。」
魔王「いい子だ、私と一緒にショップへ行こう。SBMショップの娘たちがもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、契約させるのだ。」
子「ヨソーガイ、ヨソーガイ!見えないの、あの0\の下の小さな文字が!」
父「見えるよ。だが、なんて書いてあるかは老眼で解らないよ。」
魔王「愛しているよ、坊や。お前の美しい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!」
子「ヨソーガイ、ヨソーガイ!SBMがみんなを囲い込む!SBMがみんなをひどい目にあわせる!」
父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。予想外の金額の請求書を握り締め、やっとの思いでSBMショップに着いた・・・
腕に抱えられた子はすでにパケ死していた。