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富山県警に誤認逮捕された男性が服役後に無実が判明した問題で
富山地方裁判所高岡支部は１２日男性の無罪を確定させるために裁判をやり直す再審の開始を決めました。
再審決定書などによりますとこの問題は平成１４年、県西部で起きた強姦事件と強姦未遂事件で富山県警に逮捕された
当時３４歳の男性会社員がその後の裁判で有罪判決を受けおよそ２年間服役したものです。
男性を起訴した富山地方検察庁高岡支部は別の強姦事件で公判中の
島根県松江市の無職・大津英一被告（５２歳）が真犯人として冤罪で服役した男性の再審を求めていました。
富山地方裁判所高岡支部は、大津被告が先月２日の公判で問題となった２つの事件について
起訴事実を認めたことなどから１２日男性の再審を決定しました。
再審では男性の証人尋問などを行った上で検察側が無罪を求刑すると見られ、５月中旬頃に初公判が開かれる見通しです。
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