07/04/12 20:25:29 FGnQ1hn70
>>435のつづき
絶え間の無い銃撃の中、その弾は容赦無く演奏していたバンドマンにも降り注ぎ、
フロントでプレイしているトランペットやギターのプレイヤーも次々と銃撃をくらって
死んでいった。
そして戦闘中に米軍の兵士がジョージに向かって、
「おい、何やってるんだ!おまえが音楽好きなのはわかるが、ここは危険だ!
近くに待機しているチョッパー(ヘリコプター)で避難させるから、俺について来い!」
そういわれて、やっとドラムスティックを離したジョージは、その兵士に援護され
ながら銃撃をよけて走り、何とかヘリコプターにたどり着いた…。
何人かの兵士を詰みこみ、最後の乗客となったジョージを乗せると、へりは
扉を閉め、離陸の態勢となった。
「助かった。こんな危険な場所は、もう御免だ!」
ジョージはやっとひと心地がついて、ローターの爆音けたたましいヘリの
機内で離陸を待っていたが、なんと、絶望的な事態が起こる。
べトコンの流れ弾がなんとヘリのキャビンを貫通し、パイロットが即死してしまったのだ。
敵は勢いづいてもう間近にやってきている。絶望的な状況。
そこでなんと、スーパーヒーロー・ジョージ川口は、そのパイロットの
操縦席に自分が乗りこみ、みずから操縦桿を握って、UH-1ヘリコプターを
かわりに操縦したのだ!!!
そして燃料を心配しながらも飛びつづけ、無事に沖縄の嘉手納基地に着陸した。