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東シナ海の日中の中間線付近で天然ガスを開発している中国の大手石油開発会社は、
投資家向けの業績報告の中で、「天外天」と呼ばれるガス田で生産を始めていることを初めて公式に明らかにしました。
これは、中国の大手石油開発会社、中国海洋石油が
株式を上場している香港証券取引所に提出した去年1年間の業績報告の中で明らかにしたものです。
それによりますと、生産が始まっているのは、東シナ海の日中の中間線の近くで中国側にある「天外天」と呼ばれるガス田で、
1日およそ11万3000立方メートルの天然ガスを生産しているということです。
中国側が日中中間線の付近で開発しているガス田での生産を公表するのは今回が初めてです。
一方で、春暁ガス田や断橋ガス田など日中間で懸案となっているそのほかのガス田については、開発中だとしています。
天外天ガス田について、日本政府は、日中の中間線を越えて日本側と海底でつながっている可能性もあるとして作業の中止を求めています。
東シナ海のガス田開発をめぐっては、日本と中国の政府間で共同開発に向けた協議が進められており、
11日、安倍総理大臣と日本を訪問中の温家宝首相との首脳会談でも、
ことしの秋に共同開発の具体的な方策をまとめることを目指すことで合意したばかりです。
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