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グッドウィル・グループ(GWG)の訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)が、東京都の
介護事業所指定を不正に取得するなどしていた問題で、同社は都が3事業所の指定取
り消し処分の手続きに入る当日、3事業所の廃業届を提出していたことがわかった。
この際、都は取り下げるよう求めたが、同社は聞き入れなかったという。都は10日、同
社と「ニチイ学館」(千代田区)、「ジャパンケアサービス」(豊島区)の3社に業務改善勧
告したことを公表したが、コムスンについては「本来は、介護保険法の処分では最も重い
指定取り消しが相当。悪質な処分逃れの疑いがある」と指摘した。
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同社は3事業所を自主廃業したことについて、「ビジネスモデルの再構築のため、事業
所の統廃合を進めており、統廃合の予定事業所に含まれていた」とする。これに対して
も都は、このうち奥戸事業所(葛飾区)について、約1か月前に廃業した東新小岩事業所
の利用者を振り向けたばかりだったことを挙げ、「普通の企業の感覚ではあり得ない」と
指摘した。
さらに都は、樋口社長に対して「(廃業届は)社会から処分逃れと見られますよ」と忠告
した際、「介護事業者にとって『指定取消』の4文字はあまりにも重い十字架だ。どうして
も、出させてほしい」と突っぱねられたことも明かした。都は、こうした経緯などから、同社
の廃業届は処分逃れを目的としたものだったとの疑いを強めている。
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