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・アニメーションの楽しみは本編だけに限らない。オープニングやエンディングに流れる
テーマソングや声優たちが歌うイメージソングなど、“アニソン”と呼ばれる歌もファンに
とっては魅力だ。アニソンのイベントが開かれれば、日本武道館のような会場でさえも
ファンで埋め尽くされてしまう。
「“A-POP”(アニメポップス)というジャンルを広げたい」
東京・浜松町の文化放送メディアホールで3月29日に「アニメロサマーライブ2007」の
概要が発表された。開催日は7月7日で、会場は昨年に続き日本武道館。同イベントの
プロデューサーを務める瀬田蔵人さんは、アニソンが日本の音楽シーンを変えるほどの
ポテンシャルを持つジャンルであることを訴え、自ら名付けたネーミングA-POPを披露した。
アニメ関連のイベントは一年中開かれているが、サマーライブはその中でも最大級の
イベントといわれる。ビートルズが公演を行い、世界のミュージシャンが一度は踏みたいと
願う日本武道館ステージに、日本を代表する“A-POP”アーティストが集結するからだ。
「ドラゴンボールZ」の主題歌で有名な影山ヒロノブさんは「ガッツのあるステージングを
見せたい」とアピール。20年のキャリアを持つベテランのパワーで1万人近い参加者を
完全燃焼させるつもりだ。
出演者は影山さんとともに「JAM Project」を組む奥井雅美さんや、単独でも武道館公演を
成し遂げる人気と実力を持つ水樹奈々さんら多数。
「レコード会社の壁を越えたアーティストが一堂に集まるイベントだけに、ファンの期待も
高い」と、ドワンゴとともにイベントを主催する文化放送の片寄好之・編成部部長は語る。
「アニメが国の力を示すソフトパワーであるように、アニソンも世界に対して力を持っている」
と片寄部長。アニメとゲームの頭文字をとった「A&G」を事業として立ち上げ、アニメ関連
番組を集中的に放送するゾーンを10年以上続けてきた文化放送にとっても、“A-POP”は
世界に存在感を示す重要なコンテンツの一つだ。(>>2-10につづく)
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