07/04/10 09:29:02 Wo8Y2QDv0
テレビ局は絶対につぶさない
テレビ局が具体的にどのような社会的役割を負っているのかというと、例えば放送法には事実を曲げて報道して
はならないという規定がある。「あるある大事典」で捏造された「納豆ダイエット」はこの規定に抵触する恐れがある。
このほか公序良俗を害しないことや、暴風・豪雨・洪水・地震・大規模な火事などが発生すれば、災害放送を提供
することが求められている。また総務省から放送免許を付与される際には、放送時間の10%以上を教育番組に、
20%以上を教養番組に充てることが条件として課せられる。
しかも、番組をできるだけたくさんの世帯で見られるように、可能な限り多くの電波塔を各地に建設することが放送
法で決められている。このようにテレビ局は、社会に役立つ放送サービスを広く提供する役割を担っている。
そうした社会的役割を負う見返りとして、テレビ局は総務省から保護してもらっているわけだ。総務省の高官は、
「テレビ局は特別なんです」と言って憚らない。「競争によってテレビ局が淘汰されるなんてことがあってはならないと
考えています。昨日までやっていたテレビ放送が、今日から別の会社のテレビ放送に代わったらやっぱり困るでしょう。
テレビは社会にとって大切な報道や災害放送などを担っているメディアなんです。日本が武力攻撃を受けた時には、
住民避難などの面でテレビ局の協力を得ることにもなっています」(総務省高官)。
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