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★強気の石原節復活・逆風はねのけ「感謝」
8日投開票の統一地方選の前半戦。注目を集めた東京都知事選は現職の
石原慎太郎氏（74）が「都政私物化」批判を跳ね返して3選を決めた。
投票率が前回を大きく上回るなかで得票数に前回ほどの勢いはなく、
「いろいろあったが都民の良識の結果」と安堵（あんど）の表情で勝利宣言。
2016年の東京五輪実現への意欲を強調した時には「大きな夢を見よう」と声を張り上げた。
「いろいろあったが、都民の皆さんの良識がこういう結果をもたらしてくれた。
ありがとうございました」。午後8時40分過ぎ、3選が確実になった石原慎太郎氏は、
東京都港区の選挙事務所で支援者らの歓声に包まれながら、「ほっとしている」と語った。
都の文化事業に4男を関与させたことなどを「都政の私物化」と批判され、
逆風の中でスタートした選挙戦。告示日の朝に「私の不徳」と低姿勢ぶりを強調したが、
この日は「一部メディアのバッシングがあり、誤解が生じた」と強気の“石原節”が復活。
勝因を問われると、「重ねてきた実績は、目に見える形で国民、都民の認識を支えてくれた」と分析した。
日経新聞 URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)
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