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★テスト満点で不合格も=米名門大、一段と狭き門
【シリコンバレー7日時事】今年秋に始まる新年度に向けた米国の
大学入学選考で、ハーバードやコロンビアなど名門私大の競争率が
軒並み過去最高水準を記録した。ベビーブーマー(団塊世代)
ジュニアが受験期を迎えたのが最大の要因で、テストが満点でも
不合格になる生徒も続出している。
ハーバード大の倍率は11倍強と、米最古の私大として1636年に
創設されて以来で最高を記録。エール大では、共通テスト(SAT)
全3教科が満点だった複数の生徒が不合格になり、話題を呼んだ。
団塊ジュニア参入で、今年の高校卒業者数は約320万人と
1970年代以来の規模に膨らみ、受験競争を激化させている。
また、相次ぐ学費減免制度が好感され、中低所得家庭からの
志願者が急増したとの分析もある。
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