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★宋文洲の傍目八目 入社式で「おめでとう」と言う“間違い”
「諸君、入社おめでとうございます」
入社式でよく言われる挨拶ですが、なぜでしょうか。
16年前、僕も入社式で同じことを言われました。
しかし、なんと3カ月後にその会社は倒産してしまいました。(中略)
■従属関係の刷り込み
僕の入社は結果的に、めでたいものではありませんでした。
ですが、入社は元々めでたいものでも何でもないと感じていたので、社長を非難する気になりませんでした。
むしろ夜逃げしなければならない社長とそのご家族のことが気がかりでした。
会社が倒産してしまったこともあり、僕は生活のため、北大時代に開発した土木解析ソフトの販売を始め、
それで得た資金を元手にして、92年にソフトブレーンを創業しました。
入社早々、こうした経験をしたこともあり、それ以来、僕は常に経営者の立場から
日本企業の入社式と新人教育を見てきました。
すると、入社式は「同質従属型」の人間を作る最初の儀式と思えるようになりました。
会社の大小、良し悪しに関係なく、社長が新人に「おめでとうございます」と語るのは、
会社もしくはそこの経営者の立場が上で社員は下にあり、社員は主である会社ないし
経営者に従う立場にある、ということを示していることになります。
その言葉を素直に受け入れる新入社員も新入社員で、これから社会の荒海に自分の小船を漕ぎ出す時に、
直面する困難を自ら乗り越えていく心構えを持つことを放棄しているように思えます。(以下略)
ソース URLリンク(bizplus.nikkei.co.jp)
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