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★露船員逮捕:「ビール買いに」…不法上陸 北海道根室
北海道根室市の納沙布岬に7日、ゴムボートで不法上陸したロシア人の男が
出入国管理法違反(旅券不携帯)容疑で根室署に現行犯逮捕された。「ビールを
買おうと思った」と供述している。海難などの緊急避難でロシア人が漂着することは
あるが、故意の上陸で逮捕されたケースは同署も「聞いたことがない」という。
調べでは、逮捕されたのはロシア・サハリン州ユジノサハリンスク、1等航海士、
セルゲイ・バシュケビッチ容疑者(29)。同容疑者は同日午前10時40分ごろ、
同岬の先端付近に船外機付きのゴムボートで乗り付け、パスポートや船員手帳
での入国手続きを取らずに上陸した疑い。
同容疑者はこの日、ダイバー3人と北方領土の水晶島沖でウニ漁をしていた。
潜水したダイバーが上がってくるのを待っている間に数キロ離れた同岬に上陸。
近くのドライブインで1万円札を出し、缶ビール1ケース(24本)を買った。
岬付近でウニ漁をしていた根室市の漁業者が「不審なボートがある」と歯舞漁協を
通して同署納沙布駐在所に通報。ビールを積み込もうとしていた容疑者の身柄を
駆けつけた同署員が拘束した。つかまえた署員は「悪気はなさそうだったが、
酒臭かった」と話している。
過去には77年に約3.7キロ離れた北方領土・貝殻島まで泳いだ日本人が
旧ソ連側に逮捕されたことがある。貝殻島沖では昨年8月、中間ラインから約
400メートルロシア側で操業していた漁船がロシアの国境警備艇に銃撃・拿捕
(だほ)され、乗組員1人が死亡する事件が起きている。
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