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中国船籍の貨物船による北朝鮮産アサリの不正輸入事件で、第7管区海上保安本部(北九州市)と山口
県警は7日、輸入元である山口県山陽小野田市の水産物輸入会社「藤遠貿易」社長、藤岡登容疑者(59)ら
役員・従業員8人を外為法違反(無承認輸入)容疑で逮捕した。昨年10月の北朝鮮からの輸入全面禁止
措置発動後、日本人業者が逮捕されたのは初めて。
調べでは、藤岡容疑者らは、貨物船「HAI XING(ハイシン)3」号船長の劉明国容疑者(58)や乗組員と
共謀し、2月20日に北朝鮮南西部の海州港でアサリ55トンを積み込み、2日後に山口県下関港に入港
して輸入した疑い。劉容疑者(58)は3月31日に同容疑で再逮捕されている。7管は乗組員11人も再逮捕
する方針。
ハイシン3号は、3月8日に下関入港した際、海州港などに寄港したことを隠し、中国・丹東から直接来た
ように偽ったことが発覚。劉容疑者らは国際船舶・港湾保安法違反(虚偽通報)容疑で逮捕された。その後、
複数の乗組員が海州からアサリを積んできたことを認めた。3月22日に藤遠貿易事務所など数カ所を捜索
した際、不正輸入の裏づけとなるメモも見つかった。
ハイシン3号は昨年11月~今年3月に他にも7回、アサリなどの魚介類計473トンを下関港に運んでいる。
7管は北朝鮮から不正輸入を繰り返していた可能性もあるとみて詳しく調べている。
ソース
毎日新聞 URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
元ニューススレ
【社会】北朝鮮産アサリを密輸か 外為法違反容疑で下関の水産会社を家宅捜索 下関海上保安署
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