07/04/07 11:20:26 0
名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」の商業棟が開業して1カ月。
3月末までの売上高は同時にオープンした展望台も含め約29億円と予想の
2倍を超える好調な出足となった。にぎわいの波及効果は周辺にも広がっている。
売上高は初年度目標の160億円に対し、1カ月で約18%を達成。入場者
数も約150万人と、年間目標の1割を超えた。事業主の東和不動産は「珍し
さで来た人が固定客として定着するか、これからが勝負」と気を引き締める。
世界の食材を扱う「ディーン&デルーカ」は、高めに設定していたという目標売り
上げをクリア。東京以外では初出店だが「名古屋の人は見た目が派手で値が張る
ものが好きなようだ」(店長)と売れ筋を分析する。
飲食店はどこも連日長蛇の列で、一部の人気レストランは2カ月先まで予約が
埋まっているほど。中部地方一高い高層棟(247メートル)の展望台も家族連れや
カップルらに人気で、1日平均6000人が利用するという。
“ミッドランド効果”は周辺にも波及している。名古屋駅前の地下街「ユニモール」は、
売上高が前年より約2割増加。今枝哲夫社長は「7年前にできたジェイアール名古屋
高島屋は、人の流れが駅ビル内にとどまっていたが、今は街全体に回遊するようになった」
と手応えを感じている。
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